還元麦芽糖水飴は糖アルコールの仲間です。

還元麦芽糖水飴(かんげんばくがとうみずあめ)

 

還元麦芽糖水飴は糖アルコールの仲間で、いろいろな種類のある還元水飴の中の特定の1種類を指します。

 

還元水飴の種類

 

1・・・低糖化還元水飴 (甘味度が低く、素材の味をそのまま出したいときに使います。)

 

2・・・中糖化還元水飴 (砂糖の半分近くの甘味度で、味の質も砂糖に近いので、和菓子やデザートを低甘味化したいときに使います。最近、ものすごく甘いお菓子が減って、素材の味が分かるお菓子が増えたと思いませんか?)

 

3・・・高糖化還元水飴(マルチトールやソルビトールが中心成分で、甘味度は砂糖の半分よりも多い。食品の表面から水分が抜けるのを防ぎ、保存性が良くなります。)

 

4・・・マルチトールシラップ (マルチトールが50%以上含まれているものを指します。低カロリー飲料やキャンディーなどで使われます。)

 

5・・・還元麦芽糖水飴 マルチトールが75%以上含まれているものを指します。低カロリー飲料やキャンディーなどで使われます。)

 

還元麦芽糖水飴に似た性質のものがあります。そちらもご覧ください。

 

・水飴

 

・還元水飴

 

 

還元麦芽糖水飴は、元々甘みの質が良い二糖類の麦芽糖に水素を添加して糖アルコールにしたものなので、甘みの質が砂糖に似ていて大変に良い物に仕上がっています。そのためにガムやキャンディーなどのお菓子でよく使われます。

 

ただ、砂糖と比べて甘味度は少し落ちますが、素材の美味しさを求める現代としては問題は無いでしょう。

 

これ以外にも、還元麦芽糖水飴を始めとした還元水飴は食品添加物ではなく、食品として認められているところもメリットが大きいです。

 


 

 

糖アルコールとは

 

糖アルコールとは、砂糖やブドウ糖、オリゴ糖などと同じ糖質に分類される低カロリー甘味料の総称です。

 

特徴としては

 

・熱や酸に強い。(砂糖だと変色してしまう高温でも変色しにくい。)

 

・消化されにくい。(低カロリー甘味料です。)

 

・虫歯になりにくい。(キシリトールで有名になりましたが、本当は糖アルコール全体の特徴です。)

 

このような特徴があります。この特徴を活かして、食品や医薬品、工業製品など幅広く利用されています。

 

 

糖アルコールは、麦芽糖などの原料に水素原子を2個くっつけたものですが、これによって、体内の消化酵素が糖アルコールを分解することができなくなります。この効果によって低カロリー甘味料になります。これがメリットです。ところが、糖アルコールが、分解されずに大腸まで行ってしまうので、水分が吸収できなくなってしまい(浸透圧の関係)、大量に摂取した場合は下痢になってしまいます。これが、デメリットです。

 

還元麦芽糖水飴に似た性質のものがあります。そちらもご覧ください。

 

・水飴

 

・還元水飴

 

 

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