乳糖(ラクトース)は乳糖不耐症の原因です。

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする原因はこれ乳糖(ラクトース)

乳糖は乳製品以外にもチョコレート(カカオに乳糖は入っていません。)などいろいろな食品に入っています。原因は牛乳の中に入っている乳糖です。

 

 

乳糖(ラクトース)とは、哺乳類の乳に含まれているもので僅かに甘さがあります。甘味度はショ糖(砂糖)を100としたとき約20位です。(甘味度は人の味覚を基準にしているので、しっかりした基準がありません。いろいろな文献によって多少数字が違うのはこの為です。)牛乳を飲むと僅かに甘く感じるのは乳糖が関係しています。

 

乳糖は、ブドウ糖とガラクトース(単糖類の一種)が結合した二糖類で、小腸の中でラクターゼという消化酵素によって分解、吸収されます。ただ残念なことに、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人が沢山います。これは「乳糖不耐症」というもので、成人になるにつれ乳糖を分解、吸収するときに必要なラクターゼの分泌が少なくなってくるために起こるものです。

 

乳糖不耐症は、哺乳類では一般的にあることで、子供にいつまでも母乳を飲まれると母体にとって負担になるし、次の子供を産まなくてはならないので、「さっさと乳離れしてほしい」ということです。この「乳糖不耐症」は、乳製品を主に食べている遊牧民にはほとんど見られません。人間の適応能力がそうさせているのでしょう。

 

 

上の画像のように、食べるとお腹がゴロゴロする可能性のあるものが、食品の中に入っていてよいのか?牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする管理人は、こんな疑問が出てきたので、メーカーに問い合わせてみました。・・返事は、「微量なので大丈夫。」とのことでした。(納得)

 

このように乳糖不耐症は誰でも普通に起きることで、たいした問題でも無いというように理解してから(あくまで一般論)牛乳好きな管理人は、翌日お腹の調子が悪くても問題の無い日だけ冷たい牛乳を飲むようにして、それなりに満足できるようになりました。(ホットミルクは一日1杯位なら大丈夫です。・・・これも個人差が大きいようで、ダメな人は全然ダメみたいです。)
(残念ながら、加熱しても乳糖は分解されません。管理人がホットミルク1杯位なら大丈夫というのも体験から言っているだけです。)

 

ご注意
大人が牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのは珍しいことではないので、普通は気にする必要はありませんが、牛乳アレルギーの方は注意が必要です。(牛乳アレルギーは命に関わる場合があります。)

 

乳糖を摂るとお腹がゴロゴロする性質を利用した便秘対策商品ですが、牛乳をいくら飲んでも平気な方は別の便秘対策商品を選んだ方が良いような気がします。

 

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